スポーツ写真というビジネスモデル

僕はマラソン大会や自転車イベントなどによく参加する。

そこで毎回目にするのが、「スポーツ写真屋さん」だ。


自分が参加していると知人でない限り写真は撮れない。

なおかつ、仮に知人や家族が写真を撮りにきたとして、どこで撮影しているかはまったくわからない。

まあ、ゴール付近で待ってるね〜、とか言ったところで、東京マラソンなどのマンモス大会じゃ、お互いに見つけられない事もしばしば。

そんなときに登場するのがスポーツ写真屋さんだ。


できる限り撮影できる人を片っ端から撮る。

撮りまくって、ホームページに掲載し、ゼッケン番号で検索させて購入へ向ける。

どのくらいの人が購入するかは発表もないし調べようもないが、長く続いているところをみると購入に至る人は結構いるのかもしれない。

ただ、写真は安くない。

2L版で1,500円から2000円くらい(大会や規模で変わるみたい)。
データだと3,000円から4,000円くらい。

でも、記念写真なので、買ってしまう人も多いと思われ。。


こういう既得権的な商売は、入り込んだものの勝ち。

ただし、イベントは全国にあり、休日に多いので、どれだけのカメラマンコミュニティーを作れるかによるだろう。

もちろん、カメラマンにも謝礼を払わないといけない。

多分、うまい下手もあるだろうから、一律というわけにはいかず、歩合制(成功報酬)を取り入れた報酬になると思う。

たとえば、3500人が参加する大会で2割の人が3,000円購入した場合、
3500人参加×20%×3,000円=210万円。
おそらく1回の大会で1000万円から100万円程度の売上になるのだろう。
経費を差し引いてどれだけ残るか。。。


あとは興奮冷めやらぬうちに写真を公開できるかどうかだろう。

2週間経ってからだとすっかり興ざめにある可能性のあるので大会終了から短い方がよい。

まだ競合が多いわけでもないので、参入の余地はある。

最近はカメラマンの数が減っているような気もするし。。


facebookや携帯との連携も必要でしょうね。
↓これは無料で送ってもらえる写真。

Akagiyama2012as.jpg