なぜ自転車でヒルクライムなのか

昨日の深夜、イタリアで行われている自転車レース「ジロ・デ・イタリア」を見ていた。
ツールドフランスと同様に約1ヶ月のロードレースだ。
昨日のレースは12.9キロのタイムトライアルレース。
自転車のレースにしては短いな、と思ったあなたは自転車レース通。
なぜ短いかというといわゆるヒルクライム(山岳レース)なのです。
平均勾配が8%なので、大した事ないと思ってしまうのだが、
いやいや、前半は緩斜面なのだが、後半は20%、22%、24%という勾配が随所に現れる。
なおかつ、後半は舗装されていない道路、砂利道だったりする。
悪天候だと、コースが変更になるらしいといわれるコースなのだ。
日本から出場している新城選手も開口一番「きつい!」と言ったらしい。

僕は先日、ヒルクライムで10%の勾配を登ったがびっくりするほどの急勾配だった。
20%はちょっとお目にかかった事はないのでわからないが、おそらく登っても登っても進まないような、もしくは壁のような感じだと思う。
自転車乗りの半分はヒルクライム好きと言われ、端から見ると変わり者と思われているようだ。

かくゆう僕もヒルクライムが好き。
マジで大変なのだが、レースが終わるとまた登りたくなってしまう。
ロングライドも面白いが、ヒルクライムはやめられない。
そして、今日もヒルクライムを少しでも速く走れるように、ジテツウでトレーニングなのだ。