最近、テレビを見ていても、本を読んでも、ラジオを聞いても人の言葉が身にしみます。
それがお笑い番組であろうと、ちょっとしたCMであろうと、ピピッときてしまうのです。
僕はなんでも一人でやるのが好きなので、人から直接助言を受けるのがあまり得意でない。
いろいろ自分で本を読んだり、調べたり、試行錯誤をするのが好きなのです。
そんな中で何かにもがいているときや常に課題を抱えながら、テレビを見たり、本を読んだりすると、はっと思う事があります。
これを「心のアンテナ」と仮に呼びますが、そのアンテナは有効に使えるときと、使えないことがあるのです。
昨日聞いた言葉が全然ピンとこなくて、今日聞いたら、えらく感動してしまうことがあるのです。
それはおかれている状況の変化ではなく、心のアンテナの感度が高いか低いかです。
常にアンテナは感度がよいわけではありません。それでは疲れてしまうから。
アンテナの感度が高いときにいかに多くのことをキャッチできるか、それが人間を豊かにして行くのではないかと思います。