マーケティングというものは誤解されがちな言葉です。
市場調査にマーケティングという言葉が使われたり、「広告」自体をマーケティングとして語られたりします。
ま、言葉の定義はともかく、「企業の目的は顧客の創造である(P.F.ドラッガー)」以上、顧客にサービスを提供するために企業の努力は必要となります。
顧客にサービスを提供するにしても、顧客に知らしめたり、顧客を集めたりすることが必要です。
それがWebの世界でいうと、広告やSEOになります。
広告もSEOも正しく利用すれば有効な人集めの手段となりますよね。
しかし、人を集める前に何が必要でしょうか?
それは「サービス」です。
「そりゃー、あたりまえだろ。」そうなのですが、今の世の中、人を集めることばかりに注目しています。
人を集める前に、提供するサービスをしっかり作る必要があります。
「サービスはあるよ。」
企業であればサービスがあるのは当たり前です。
そのサービスを「わかりやすく知らしめてあげるもの」が必要なのです。
そう、Webの世界で「わかりやすく知らしめてあげるもの」というのが「コンテンツ」です。
集まってきたお客様に提供するコンテンツがあって初めて、モノが動くのです。
つまり、順番としてはサービス、コンテンツ、広告なのです。
そして、わかりやすくサービスを提供すること自体がマーケティングなのです。
この順番を間違えると、ホームページの活用がよくわからなくなります。
顧客に適切な情報を適切なタイミングで見せることができるところが成功しているのです。
「うまいことやってるねー」っていうサイトに時々出会うことってありますよね。
それがヒントです。