正月休みに部屋の片付けをしました。
片付けた本の中にドラッカーの書籍をいくつかとコトラーの書籍をいくつか見つけました。
ピーター.F.ドラッカーは経営学、マネジメントなどを得意とするビジネス界の思想家です。
またフィリップ・コトラーはマーケティング専門の思想家です。
起業家にはこの二人は人気なのです。
初めてドラッカーを読んだとき会社員でしたが、「企業の目的とは何か」が論じられている本でした。
政治家や教科書通りの回答だと、「利潤の追求」などと言ってしまうことでしょう。
ドラッカーは違います。
「企業の目的のひとつは『顧客の創造』である。」というのです。
衝撃的でした。自分の小ささや今までの自分の考えの浅はかさに思わず大笑いしてしまったことを憶えています。
またコトラーも僕に衝撃を与えてくれました。
マーケティングとは表面的な言葉の意味では調査活動や商品の販売支援みたいなことに使われることが多いのです。しかしながら、マーケティングとはコトラーの言葉を借りると「顧客の生活向上のための活動のことである」。
ドラッカーもコトラーもすばらしいので、年初にこの二人の著作を読んでみていただければと思います。