キャリア以外ではほとんどやることのない、無線LANサービスをヨドバシカメラが始めます。
回線はソフトバンクテレコムなどを利用します。
これがどんな意味があるか考えてみましょう。
無線LANは来年のキラーサービスです。
これまで回線事業者、たとえば、NTTやソフトバンクがやるのが普通と思われてきました。
そりゃあ、回線を持つところがやれば話が速いです。
しかし、インフラを持っていても引いてくれることを探すのが結構大変なのです。
それを店舗と別の事業体を持っているところが無線LANサービスをやるという場合、回線業者は回線を敷設するところを探していますので、すぐに話が決まります。
特にヨドバシカメラみたいにわかりやすい事業体であればなおさらです。
ですからソフトバンクがマクドナルドで展開するのではなく(今はご存知のようにYahoo!BBがマクドナルドで展開しています)、マクドナルドみたいなところがソフトバンクのような回線業者を使って無線LANを展開するほうが自然の流れです。ヨドバシカメラに続く家電量販店や秋葉原のような町が無線LAN化していくのではないでしょうか。
携帯があるから回線はいらないだろうと思うかもしれませんが、最近はiPod Touchをはじめ、パソコン、その他のスマートフォンなどで無線LANのニーズがどんどん増えています。
とくに来年はインターネットがさらに進みますので、無線LANはキーになってくるのです。
月額380円が高いか安いか。どのくらいの人が加入するかわかりませんが、12/22から販売が始まります。さて、どうなるでしょう。