子供のころ何になりたかった?

「子供のころ何になりたかった?」8歳の娘が言う。
「そうだね。たくさんあったけど。」娘の父親が言う。
「たとえば?」
「小学校のときにまんがクラブに入ったときは、漫画家とか。
中学でラジオ作ってたときは電気屋さんとか。
高校で英語が好きで翻訳家とか。
大学でバンドをやってミュージシャンとか。」
「ふーん。」
「でも今はインターネットが一番好きかな。」
「あー。パソコンいっつもやってるもんね。」


そんな会話をしながら、彼は思う。
(でも何になりたいかって、今もまだわからないなぁ。)

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何になりたいかわかっている人はすばらしいと思う。
また、思ったとおりになりたいものになった人もすばらしい。

でも、なりたいものって見つけるものじゃなくて、多分あるときに突然降ってくるものだと思う。

でも降ってくるのをぼーっと待っているんじゃだめなんだよね。

いつ降ってきてもいいように常にアンテナを張り、準備をしておく。

その準備がライフワークなんだと思う。

そういう生き方も悪くない。