今、この本を読んでいるのですが、著者がシリコンバレーを拠点にしているので、グーグルやアマゾン、マイクロソフトなどの動きで結構知らないことがありました。
印象的なのは日本のIT企業のライブドアや楽天とグーグル・アマゾンを比較するくだりがあるのですが、これらはまったく違う資質の企業だということ。
技術を使ってサービスを提供することを生業とするのが、日本のIT企業。社長を見ればわかりますよね。技術者じゃないもんね。
技術会社として、誰でも利用できる技術を提供すること(GoogleAdwordsやAmazonのアフィリエイトのことを言っている)がアメリカのIT企業。
うむ、確かにね。どちらがいいとかそういうことではなく、成り立ちが違うからそういうものだということ。
ウチは技術会社ですが、研究開発をするほどの余裕があるわけもなく、面白い技術を追っていくこと、面白い技術を使って、いろいろな企業、個人にインターネットを利用してほしいと思っているだけです。
僕ね、インターネット大好きなんですよ。
いろいろな人と出会えたり、自分が発信をできる環境をもつことができるなんて、すばらしいですから。
この本は今の混沌としたITを取り巻く現状を整理したような気がしています。
ロングテールの話もなるほど、面白い。
まだ、全部読んでないけど。。。